映画「戦雲」上映会
日時 |
2025年2月6日(木) ① 10:00 ② 14:00 (2回上映) |
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場所 |
きづがわ共同法律事務所 大会議室(地図はこちら) |
内容 |
映画『戦雲』 監督:三上智恵 沖縄の美しい島々で、自衛隊ミサイル部隊の配置、弾薬庫の大増設等が急速に進められています。
*****ご報告*****2月6日、きづがわ共同法律事務所主催で、映画「戦雲(いくさふむ)」の上映会を行い、多くの方にご参加いただきました。 映画は、沖縄本島、宮古島、石垣島、与那国島の住民の生活ぶりや自衛隊基地に対する様々な思いを多角的に撮影されていました。地元の人々が、最初は沿岸警備のために自衛隊を強化すると説明され、ミサイル基地が作られることになって驚き、巨大なミサイルが運び込まれ、迷彩柄の戦闘車両が家の前を往来し、集落のすぐそばに弾薬庫ができて、銃撃訓練の音が鳴り響き、自衛隊員とその家族が地域で共に生活をするように変わっていった様子がよくわかりました。初めは反対したり真剣に考えるべきだと住民投票運動に取り組んだ住民もそれなりに多かったが、住民投票は潰され町長権限で決定されたり、国の役人は笑顔で安全対策を説明するけど不安しか残らない、いざ戦闘となったら逃げられないとだんだん諦めていく人々が、これから島はどうなっていくのか不安の面持ちで毎日を暮らしていく姿が大変印象的でした。
美しいリゾートアイランドとして人気の観光地ですが、きらびやかな姿は一切出てこず、これは軍事要塞化が必要と国が決定した場所ならどこでも起きうることなんだとリアルに感じました。淡々とドキュメンタリー映像をつないだその行間に、いろんな思いがつまっていると感じられました。実際に、映画のエンドロールでは撮影協力の個人や団体名がずらずらずらずらと長く出てきて、三上監督が大変広く深く取材されたことがわかりました。
参加者の方々からも、ドキュメンタリーだからこそ住民の思いがよく伝わった、このような報道はされないので学べて良かった、ぜひ友人らに見てほしい、石破首相やトランプ大統領にこの現実を見てほしいというような感想をいただき、企画して大変良かったと思います。
(C)2024『戦雲』製作委員会
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定員 |
①②各 申込先着30名 |
参加費 |
無料 |
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終了しました |
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