優勝に 泥を塗るのは 止めてんか 朝日川柳
「優勝パレード出資集まらず」
それとアレとは話が別 関西人 朝日新聞11月10日朝刊
優勝パレード 公務員に負担強いるな 朝日新聞11月12日社説
私は、中学1年生頃から70余年来のタイガースフアンである。
そのタイガースが、2005年以来のセ・リーグ優勝、さらに59年ぶりの関西対決となった日本シリーズで、1985年以来の優勝を果たした!!
私は、今年、例年になく多くのタイガースの試合をテレビで観戦した。時には夕方6時に開始し、深夜12時にまで延々6時間に及ぶ長丁場を、睡魔とたたかい、勝利を喜びながら床についたこともあった。終盤に打棒が爆発して集中打で逆転するという試合には、本当に胸のすく思いを味わった。
しかし、今月23日に行われるという両チームの優勝パレード自体に特別な興味は無い。
むしろ、維新の大阪府知事、市長が揃いもそろって、大阪府・市の教職員等に無償のパレード要員への参加・一律3000円以上の寄付等を求めるという暴挙に出たことに強い怒りを覚える。
それは、教職員については、実質的には業務外の業務に従事することを求める違法な業務命令であり、その業務も無償の時間外労働を求めるものであるだけでなく、さらにその業務が「ボランティア」であって「公務」とされないことから安全配慮義務の対象外となることが必至である。兵庫県・神戸市は、これらの業務をボランティアではなく、公務(休日の振替出勤)として扱い、人員を募っているのに、である。そこには、日頃、「身を切る改革」などと叫んで多くの大阪の府・市民、国民を欺きながら、実は憲法改悪、民主主義破壊、労働者への敵視、弱者の切り捨てを推進する大阪の維新の実体が暴露されていると言わなければならない。
ことのはぐさ
2023.11.20 弁護士 小林保夫|タイガース・オリックスの優勝パレードに水をさす維新の無法!!