金魚を飼い始めて5年以上になります。夏祭りの金魚すくいの金魚です。金魚すくいの金魚って、すぐに死んでしまうものと、何年も生きるものと、両極端な気がするのですが、どこが違うのでしょうね。見分け方があったら、知りたいところです。
ところで、金魚はもともとフナが突然変異したものだそうです。金魚を適当な飼い方をしているとフナに逆戻りしていく、という話も聞きます。うちの金魚は和金なので、もともと形はフナに近いのですが、だんだんと体の色が薄くなってきて、かなりフナに近くなってきた気がします。色が赤くなるのは食べ物の影響らしく、「体が赤くなる」という餌を与えていますが、それでも薄くなっていきます。代わりにと言っては何ですが、元気です。観賞向きの華麗さと生命力とは、相反するのかもしれません。
人間が餌をくれる存在だということはわかるようで、水槽に近づくと、こちらに向かってしきりと口をパクパクさせたり、水槽をこつこと叩いたりもします。まるで、なついてくれているようで、かわいいものです。
ちなみに、冬には冬眠状態になるようで、水槽の底の方で眠ったようにじっとしていることが多くなります。この時期は、餌もほとんどやらなくていいそうです。うちの金魚も冬場はじっと動かないことが多かったですが、春になり暖かくなってくると、活発に動き始めました。しきりと餌をねだってきます。